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2008 Team UEMATSU スーパーGT 第9戦 FUJI GT 300KM 決勝レポート
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2008 Team UEMATSU スーパーGT 第9戦 FUJI GT 300KM 予選レポート
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2008 Team UEMATSU スーパーGT 第7戦 MOTEGI GT 300KM 予選レポート
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2008 Team UEMATSU スーパーGT 第6戦 INTERNATIONAL POKKA 1000KM 決勝レポート
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2008 Team UEMATSU スーパーGT 第6戦 INTERNATIONAL POKKA 1000KM 予選レポート
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2008 Team UEMATSU スーパーGT 第5戦 SUGO GT 300km RACE 決勝レポート
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RACING REPORT Vol.60 2008 AUTOBACS SUPER GT Round5 SUPER GT SUGO GT 300km RACE

Team UEMATSU スーパーGT 第7戦 ツインリンクもてぎ 予選レポート

2008 AUTOBACS SUPER GT Round7
MOTEGI GT 300KM 決勝レポート

 スーパーGT今季第7戦は、ツインリンクもてぎで決勝の日を迎えた。前日の予選ではメーターが作動しなくなるという、まったく予期せぬトラブルに見舞われ、17位に終わったチームウエマツノバの4号車(VEMAC320R)。合同テストで好結果を得ているもてぎは、チームとしても今季最高の結果が期待できるはずだった。想定していたグリッドからは大きくかけ離れることになったが、チームは気持ちを切り替えて作戦を練り直し、このレースに挑んだ。

 もてぎはこの日、朝から強い日差しに照り付けられ、まるで夏が戻ってきたかのような暑さに見舞われる。路面温度48℃と、過酷なコンディションの中レースは午後2時にスタートした。

 各マシン、クリーンにスタートは切られたが、4番グリッドの♯33 HANKOOK PORSCHEはエンジンがかからず、早くも最後尾へと後退するという波乱が起きる。トップにはポールの♯26 ユンケルパワータイサンポルシェが飛び出し、徐々にリードを広げていった。17番グリッドの♯4は金曜日から好調であった松下が今回、スタートドライバーをつとめた。松下はスタート直後の混乱する中でレースをするのは初めての経験だったが、まずはうまくスタートを切ると、決して気後れすることなく序盤から堂々とバトルを展開していく。オープニングラップでまず♯46 MOLAレオパレスZをかわすとその後は、♯118 4CART SON GT3と接近戦。一度かわされるものの、再び抜き返すなど健闘を見せる。スタートで出遅れた♯33や、昨日の予選で最速タイムをマークしながら車両規定違反で最後尾に落ちていた♯19 ウェッズスポーツIS350のラップタイムは抜きん出ていたため、この2台にはオーバーテイクを許してしまうが、松下はそれ以外には決して負けてはいなかった。また、果敢な攻めを見せたあげく15周目には♯5 プロμマッハ号320Rを抜きに行き接触してしまうが、それでも順位を落とすことなく27周目にピットイン。スタートから三つ順位を上げ、14位で阪口にバトンを渡した。

 レースは中盤に入り、トップ争いはここでようやく展開を見せる。ラップタイムを落とし始めた♯26 に、2位の♯2 プリヴェKENZOアセット紫電がいよいよ迫ってきたのだ。そして30周目にピットインした♯26に対し40周目までピットインを引っ張った♯2が、その間マージンを埋め、逆転に成功した。

 一方、トップ10浮上の期待がかかる後半のスティントを担った♯4の阪口は、スティント序盤は安定した走りを見せる。34周目には12位。トップ10まであとわずかというところまで迫ってくる。残り周回はまだ20周以上を残している。♯4のスピードがあれば、トップ10浮上は時間の問題だった。しかしそんな時、珍しく阪口がミスを喫してしまった。41周目に、ブレーキング操作をわずかに過ってしまったのだ。これで♯4はスピンしコースオフ。これですぐにコース復帰できていればまだ最小限のロスですんでいたが、運が悪いことにエンジンはすぐに始動してくれず、ロスはさらに大きなものに発展してしまった。♯4はここで、17位まで順位を落とすことになった。

 何とかリタイヤだけは避けられた♯4だったが、トップ10浮上はこれで厳しくなってしまった。阪口は気を取り直し、その後は全くミスをすることなく走り、41周目にはライバルのミスに助けられてひとつ順位を戻す。そしてチェッカーまで、決して諦めることなく前を追い続けたが、57周を完走し15位まで追い上げるのが精一杯だった。

 なお、第7戦の優勝は♯19。最後尾からスタートしたにもかかわらず、51周目にトップを走っていた♯2を捕らえるという離れ業で今季初勝利。これでIS350は、デビューイヤーで早くも優勝を果たした。

 今季新たなチームとして参戦したチームウエマツノバは、これで7つの戦いを終えた。強力タッグに加え、二人のドライバーの実力とVEMAC320Rのポテンシャルの融合は、最初から上位入賞の可能性を秘めていたが、またしても結果は出なかった。しかし、残り2戦もその可能性に変わりはないのだ。その力を信じ、目標を失うことなく戦い続けるだけである。


◇コメント

◎植松監督
「今回は、松下が金曜日から良かった。予選でも松下はセッション1で6番手。人間的な面を含め、松下が成長していることを感じていました。だからレースでは、松下をまずショートで行かせて阪口につなぐという作戦に変えてみました。しかし、接触が多かった。周りの方たちには迷惑をかけてしまいました。監督である私の責任です。松下の若さが出てしまったと思います。その部分はしっかり反省したいと思います。17位からでも、あのまま行けていればギリギリポイントは獲れていたとは思うんですけど、良平が今季始めてのミスをしてしまって…。本当に、すべてが噛み合っていないですね。毎回言ってますが、次に賭けるしかないですね。ドライバー二人はオートポリスは初めてですが、VEMACは得意なコース。次こそはいい結果にしたいと思います。」

◎阪口
「先週から少し体調が悪かったのですが、そんなことは言っていられないし、自分に出来ることは精一杯やったのですが、スピンしてしまいました。1ポイントを獲るということは簡単ではありませんでした。この悔しい気持ちを、次のオートポリスにぶつけたいと思います。スタートドライバーが代わった件については、松下にもいろんなことを経験させたいと思っているしチームの判断は悪くなかった。ちょっと接触があったようで、それは今後気をつけなければならないことだと思いますが。次のオートポリスは初めてですが、同じく初めてだったセパンでも問題なかったので心配はしていません。とにかく残りはあと2戦。全開で行きます。」

◎松下
「初めてのスタートドライバーでしたが、それほどあせったということもなく、順位もスタートからちゃんと上げてバトンタッチすることが出来ました。しかし、接触が多かったことは反省しています。先週、F3のレースから今週GTのレースで、マシンの大きさに困惑してしまったところがありました。“もうすこしきれいにオーバーテイクすることが出来ていたら”という場面が何回かあったので、そういう部分は正直、まだまだなのかなと感じました。そこをうまくやれていたら♯7までは追いつけるペースだったので、もったいなかったです。ここはとにかく抜けないコースなので、予選が大事でした。その予選がトラブルだったのだからしょうがない。今後もスタートドライバーをつとめさせてもらえるように、頑張って行きたいと思います。」

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