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2008 Team UEMATSU スーパーGT 第9戦 FUJI GT 300KM 決勝レポート
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2008 Team UEMATSU スーパーGT 第9戦 FUJI GT 300KM 予選レポート
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2008 Team UEMATSU スーパーGT 第6戦 INTERNATIONAL POKKA 1000KM 決勝レポート
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2008 Team UEMATSU スーパーGT 第6戦 INTERNATIONAL POKKA 1000KM 予選レポート
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2008 Team UEMATSU スーパーGT 第5戦 SUGO GT 300km RACE 決勝レポート
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2008 Team UEMATSU スーパーGT 第5戦 SUGO GT 300km RACE 予選レポート
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2008 Team UEMATSU スーパーGT 第4戦 マレーシア 決勝レポート
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2008 Team UEMATSU スーパーGT 第1戦 鈴鹿 決勝レポート
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2008 Team UEMATSU スーパーGT 第1戦 鈴鹿 予選レポート

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RACING REPORT Vol.61 2008 AUTOBACS SUPER GT Round5 SUPER GT SUGO GT 300km RACE

Team UEMATSU スーパーGT 第5戦 SUGO GT 300km RACE 決勝レポート

2008 AUTOBACS SUPER GT Round5
SUGO GT 300km RACE  決勝レポート

 スーパーGTは2008年の第5戦、決勝の日を迎えた。性能調整により前戦から2ランク(50kg)のハンデを背負ってしまったチームウエマツノバの4号車(VEMAC320R)だが、アタッカー阪口の奮闘が幸運を呼び、このレースを今季最高の6番グリッドからスタートする。第4戦では惜しくも最終ラップで表彰台を逃している♯4に、再びそのチャンスが訪れた。

  金曜日からすっきりとしない天気が続くSUGOだったが、決勝のこの日も朝から小雨が降り続いた。さらに午後になると深い霧がサーキットをつつみ、波乱を予想させる。しかし開始予定時刻である午後2時に向け、奇跡的に霧は晴れ、路面もドライコンディションにまで復活。約5分遅れとなったが、レースは通常通りローリングスタートで開始された。

 スタートではクラッシュなどの波乱は起こらなかった。ホールショットを奪ったのは2番手スタートの♯43ARTAガライヤ。ガライヤは、ペースではポールの♯19 ウェッズスポーツIS350に劣っていたが、抜きにくいSUGOでいうことで序盤はトップを守る。

 ♯4のスタートドライバーをつとめる阪口もミスなくスタートを決めると、オープニングラップから2周は順位を守る。しかし予想されていたように、後ろからストレートスピードが速い♯26 ユンケルパワータイサンポルシェが迫り、3周目にはかわされてしまう。早くも一つポジションを落した♯4だが阪口はここからは踏ん張り、序盤は粘り強く7位をキープし続けた。しかし、このあたりからマシンの方は不調に陥っていった。エンジンがバラつきはじめ、時折パワーをなくしてしまうようになったのだ。全体のペースとしてはさほど悪くはなかったが、トラブルのため隙が生まれ、とうとう36周目に♯7ORC雨宮SGC-7にオーバーテイクを許す。そしてこれをきっかけにその後も、♯4はジリジリと後退していった。

 ここで監督の植松は、予定より少し早いピットインを指示。♯4は43周目に、ルーティンのピットインを行う。ここでややタイムロスを喫することになったが、無事松下を送りだした。
 そして後半も苦戦は続いた。松下は、コース幅の狭いSUGOでのGT初レースということで、GT500クラスがからんでくる場面をうまく乗り切ることができず、またアウトラップでは後ろから追突を受けるなどアクシデントもあり、ラップペースは安定しなかった。そしてすべてのルーティンピットインが終った57周目、♯4の順位は11位にまで後退していた。マシン自体も不調であった♯4は、苦しい展開をなかなか打開することが出来ない。それでも松下は、大きなミスをすることもなく粘りの走りで必死に前に食らいついていった。

 一方トップ争いは今回、序盤から何度も様相を変えた。オープニングラップでトップを奪った♯43はその後ペースが伸びず、再び8周目には♯19にトップを譲る。しかしその♯19も中盤からペースを落しはじめ、変わって45周目にトップ浮上したのが♯2プリヴェKENZOアセット紫電。そしてそこからは♯2がトップを守り切るかに思われたが、ピットインを終えコースに戻ると、先にピットインしていた♯43がトップに再浮上するという、展開は二転三転を繰り返す。しかし逆転劇はここまで、その後♯43はチェッカーまでトップを守り、今季2勝目を挙げた。

 ♯4は、その後松下が健闘しなんとか11位をキープし続けた。そしてレースが終盤になると、まわりがミスやトラブルで脱落しはじめ、75周のチェッカーを♯4は9位で受ける。さらにチェッカー後、3位でフィニッシュしていた♯2にペナルティが課せられることになり、♯4は最終的に第5戦を8位で終えた。6位スタートから2つ順位を落すことになったが、苦しい展開の中3ポイントを獲得。5戦中4戦で入賞と、堅実な戦いを見せている。

 続く第6戦は鈴鹿1000km。通常とは違い、すべてにおいて高いレベルが要求されるレースである。そして、その第6戦では真夏の過酷な長距離レースゆえに、ドライバーを一人追加できるため、監督の植松がヘルパーとして#4のステアリングを握る。第4戦までは、金曜日が好調であっても予選でそのレベルを維持できず、決勝で再び巻き返すという展開が多かったチームウエマツノバ。しかしこの第5戦では、阪口のアタックをはじめ予選のノウハウがチームにようやく培われたようだ。その意味では、鈴鹿1000kmこそが表彰台を狙える舞台なのかも知れない。

◇コメント

◎植松監督
「またしてもいろんな悪いことが重なって…。想定内のフィニッシュ順位ではあったのですが、今日の展開だったらもっと上が狙えたかな、とも思っています。なんか噛み合っていない、すっきりしないレースになってしまいましたね。ピットのミスで7〜8秒ロスして、松下のスティントの序盤ではGT500がうまくかわせなく30秒台のラップを何回か作ってしまい、前との差は広がり後ろからは来られるという展開になってしまった。いずれにしても、まだまだ課題はあるのかなという感じです。次のもてぎのテストでもう一度チームでしっかりミーティングをして、鈴鹿1000kmへの戦略を立てて行きたいと思います。1000kmはチームの総合力がものを言う。ミスは決して許されないので、ピットワーク他、しっかり対策をやって表彰台を目指したいと思います。1000kmは自分も乗るので、一緒に表彰台に立てるよう頑張りたいと思います。」

◎阪口 「もし今日のレースが雨だったら、この順位ではまずフィニッシュ出来ていなかったと思います。それを思えば、8位でポイントを獲れたことはいい結果だといえます。でも、スタート順位が最後まで守れていれば3位だったので、悔しい気持ちも残っています。もてぎのテストでは、アウトラップ、インラップ、タイヤ交換などしっかり練習して、次の1000kmはチームワークがカギを握るわけですから、これらをすべて克服して絶対表彰台を獲得したいと思います。」

◎松下 「好き嫌いというわけではなく、ここはGT500とのやり取りがすごく難しい。その経験差が出てしまったのが、今日はすごく大きかったと思います。でも金曜日から今回はいろんなトライがあって、それがGTとF3、両方に共通することだったので今後のためにいい経験が出来た面もありました。毎戦毎戦いろんな収穫がある上でちゃんとゴールしてポイントも獲れているので、うちのチームはすごくいいチームだと思います。また今日は雨だったらポイントは獲れなかっただろうし、運もありました。次の1000kmも簡単ではないと思いますが、何が起こるか分からないレース。そういうレースを経験するのも先々につながると思います。」


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