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2008 Team UEMATSU スーパーGT 第9戦 FUJI GT 300KM 決勝レポート
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2008 Team UEMATSU スーパーGT 第9戦 FUJI GT 300KM 予選レポート
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2008 Team UEMATSU スーパーGT 第6戦 INTERNATIONAL POKKA 1000KM 予選レポート
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2008 Team UEMATSU スーパーGT 第5戦 SUGO GT 300km RACE 決勝レポート
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RACING REPORT Vol.55 2008 AUTOBACS SUPER GT Round2 OKAYAMA GT 300km

Team UEMATSU スーパーGT 第2戦 岡山 決勝レポート

2008 AUTOBACS SUPER GT Round2
OKAYAMA GT 300km  決勝レポート

 2008年に新たに発足したチームウエマツノバは、岡山国際サーキットでスーパーGT第2戦の決勝を迎えた。ともにスーパーGTで実績のある2チームの融合は、期待どおりに開幕戦から早速その真価を発揮。フル参戦の4号車(VEMAC320R)が開幕戦入賞を果たし、なおも第2戦予選では9番グリッドを獲得。2戦連続入賞の可能性を大いに高めている。また、ルーキードライバーである松下昌揮も開幕戦で素晴らしいデビューをかざり、この第2戦ではいっそう飛躍する可能性を見せている。日に日に進化していくチームウエマツノバの第2戦決勝に大きな期待がかかるのは、当然のことであった。

 この日の岡山は、昨日までとは異なり朝から空には薄曇がさす。午後には雨の予報も聞かれていた。しかし結局レース開始時刻の2時の時点では降り出さず、ドライ路面でレースはスタートした。

 フォーメーションラップを終え、レースはスタート。GT300クラスはまず、ポールの♯43 ARTAガライヤと♯46 MOLAレオパレスZが飛び出し、ワンツーを形成。序盤はこの2台がレースをリードした。
 一方、ポイント圏内のグリッドを得たことで上位フィニッシュの期待が高まる♯4は、エースの阪口良平がスタートドライバーをつとめる。しかし、そのスタートで、前日監督の植松が危惧していた出来事が本当に起きてしまった。スタートの1コーナーは、どのマシンにとっても順位を上げるための最初の大きなチャンスである。当然のごとく、数台が重なりフルスピードでなだれ込む。後方から♯19ウェッズスポーツセリカが、♯4のインを差しにきたのだった。そしてやや強引とも思えるこのオーバーテイクにより、アクシデントが発生。両者は接触してしまった。♯4はランオフエリアにまで弾き出され、すぐにコース復帰することができたものの順位は最後尾まで後退。前日の予選での健闘で得たマージンは、早くもなくなった。一方の♯19はダメージが大きく、ピットで修復作業に入った。

 レースは10周を過ぎ、トップの♯43が徐々にリードを築くという展開に変わってくる。タイム差はこの時点で4秒ほどであったが♯43のペースの方がワンランク速く、ここからタイム差はさらに広がっていく。
♯4の阪口は、スタートラップのアクシデントから気を取り直し、最後尾から前を追い続けた。この後坂口は、中盤まで上位と変わらないラップペースをマークし続ける。しかし遅れは大きく、47周目のピットインまでに19位浮上がやっとであった。

 ♯4のピット作業が終り、レースは後半のスティントに入った。♯4の後半のドライブは、GTデビュー2戦目の松下が担う。しかしながら、デビュー戦で素晴らしい走りを見せたことで松下へのチームの信頼はすでに厚い。このあたりから雨が落ちはじめ、路面は滑りやすい状態になっていたが、他のベテランドライバーがたびたびスピンを喫するのを横目に、松下は決してミスをせず、安定した走りを続けた。そして、50周目にすべてのマシンがピットインをすませると♯4は14位に浮上。松下はその後も、74周目のチェッカーを迎えるまで、まったく安定感を失わない。チームウエマツノバの特徴であるレースペースの安定度は、第2戦でも光っていた。しかし、オープニングラップのアクシデントで最後尾まで後退したハンデは大きく、松下もまた順位を上げていったが13位でチェッカーを受けるのがやっとだった。

 なお、第2戦の勝者は♯43。ポール・トゥ・ウィンの完全勝利であった。

 開幕戦で初入賞を果たし、2戦目も予選でシングルグリッドを獲得。2008年のチームウエマツノバは開幕から急速に進化していったが、肝心のレースでアクシデントに見舞われ、チームウエマツノバ“らしさ”を結果に生かすことができなかったことは悔やまれる。しかし、もういちどこの週末を思い出して欲しい。金曜日の練習走行でも、チームはトラブルに見舞われていたのだ。そして、わずかな練習走行しかできないままセットアップを行ない、見事にスーパーラップ進出へと導いた。これこそ、トップチームだけがなせる業だったのではないだろうか。その意味では、ポイントを獲得した開幕戦より、むしろチームとして評価されるべき一戦だったように思う。

◇コメント

◎植松監督
「これもレースなんでしょうね。スタートの接触は、完全にむこうのミス。織戸選手(#19ウェッズスポーツセリカ)は二回誤りにきてくれたけど、かなり悔しい、アクシデントということで、しょうがないと思うけどね。連続入賞は果たせなかったけど、金曜日のトラブルから、チームは短い時間でよくここまでマシンを仕上げてくれたと思います。ドライバー二人も充分パフォーマンスを発揮してくれました。『たられば』ですが、スタートのことがなかったら5位くらいでしたね。表彰台まで行く力があるチームだということを、改めて確認することができました。次の富士ではもっとマシンもバージョンアップさせて、挑みます。ドライバー二人も、もっと意識してエースを争うくらいの気概を見せて行けば、チームの戦力はさらに上がっていくでしょう。岡山はもともといい思い出がないところなのですが、今回も嬉しい結果にはならなかったですね。」

◎阪口
「スタートから自分のまわりがかなりの混戦になってしまい、しかもまわりでミスが次々と起こるので前後のマシンの動きが読めず、自分が考えていたレースが全く出来なかった。そのおかげで、気持ちが今一つ冷静になれなかったことは事実ですね。GT500が一巡して、ようやくペースを取り戻すことができました。でも、チームの力は上がっていると思うし、自分の走りのパーツがどんどん増えてきていることも分かっています。これからもたえずシングルのポジションでレースを続けていけば、いつか表彰台に行くことができると思います。」

◎松下
「スタートのアクシデントは相手の方が悪いと思いますが、レ−スにはこういうこともあります。マシンは接触の影響もなく、バランスも良かったし、いいペースで走ることが出来ました。終盤はMOLAの後ろを走っていたのですが、自分のペースの方が速かったし、力を出し切ることはできたと思っています。また、路面がレインになりかけ、の状態をドライで走るという経験ができたことも良かった。他はそこでスピンしたりしていましたが、自分はミスすることはなかったです。まだデビューして2戦目。ニュータイヤとか、もっと新しい経験を積んで行って、パフォーマンスを上げていきたいと思います。」


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